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2022/02/07
【開発ブログ】エンジニアとしての経歴をプロ野球に例えて振り返ってみた
はじめまして。
弊社サーバーエンジニアのじんぐうじ、と申します。
前職と合わせ今年で社会人歴は8年目、現在は社内案件でバックエンド・インフラ部分を担当しております。
ここまで僕の親愛なる上司、ヤスムさんが2度、ブログを更新しており、
「僕も書きたい!!!」と駄々を捏ねた結果、第3回のブログ記事を書くこととなりました。
で、何を書けば良いか考えていたのですが、これまでの経歴を、僕の大好きな【プロ野球】に例えてお話してみようかと!!!
そのうえで、同世代で同じ悩みを抱えているエンジニアの薬になれば、幸いです!!!
まずは、前職に就いていた2015年、2016年について軽く紹介します。
◆2015年
大卒、育成契約で1社目の企業に入団(入社)します。
ただ、実のところ野球経験はほぼゼロ(要はプログラム実装経験はほぼゼロということです)。
ポテンシャルだけで入団したため、支配下登録(エンジニアとしての本社配属)を目指し、猛アピールを1年間続けました。
◆2016年
前年の努力が実を結び、支配下契約(エンジニアとしての本社配属)を勝ち取ります!
ポジションはセカンド(Javaのバックエンドエンジニアでした)で、初年度からまじめな仕事ぶりと不具合の少なさを評価され、また、厳しい社内環境の中で「楽しそうに仕事をしている」「(すぐ泣くけど)へこたれないことだけがお前の取り柄だ」等、精神的な部分でも一定の素養を見せておりましたが、シーズン終盤に全治不明の大怪我(うつ病の診断)で離脱(休職)→育成落ち(異動)の噂→本人の意向で自由契約(退職)、という流れになりました。
しかし、どうしても仕事の世界に戻りたかった(社畜か)僕は、半年のリハビリを経て、翌年、弊社に就職が決定します。
◆1年目(2017年3月〜12月)
怪我持ちで経験の浅い僕は、いくつかの企業の入団テスト(採用面接)に挑み、怪我持ちを受け入れてくれた弊社に移籍(中途入社)することとなりました。
入団早々、ショートへのコンバート(実際にはPHPのバックエンドエンジニア)を言い渡されます。
当初はしっかりとトレーニングを積みながら、実戦で経験を積む、ということをやっていました。
しかし、入って2か月で1軍のレギュラー選手と僕が入れ替えで試合に出る(所属案件が変わる)こととなり、やったことのないキャッチャー(インフラのことをイメージしています)としての出場を言い渡されます。
内心、こんなん無理だ!!!と叫んでおりましたが、試合に出るためには必死でした。
首脳陣(上司)の信頼を得るためには、とにかく練習!!!そして結果を出す!!!それだけを求めて必死に取り組んでいました。
まあ、結果は散々でしたが周囲の評価は悪くなく、期待の若手として出場機会を増やしていきます。
◆2年目(2018年1月〜12月)
この年は試合への出場機会が増えました。常に一軍に帯同できている、という感じですかね。
1年目は失敗も多く、成績は振るいませんでしたが、2年目からは範囲の広い堅実な守備が持ち味(不具合をほぼ出さない長所)を活かし、シーズン序盤は守備固め(不具合修正、調査、開発物の運用対応)中心で、シーズン後半からスタメンでの出場(メンテナンス対応、ゲームAPI開発)が増え、着々と一流選手の道を歩んで行きました。
◆3年目(2019年1月〜12月)
3年目にして、レギュラーに定着(機能単位の実装、メンテナンスの主担当、お客様との仕様の擦り合わせ等)します。
高い守備力でファインプレーを連発(先輩が抱えているタスクを巻き取る)、勝負強いバッティング(大きな機能を任され、ほぼ不具合なしでリリースを乗り切る)も披露しました。
また、ムードメーカーとしてチームの雰囲気づくりにも貢献し、契約更改(人事考課)の際は、将来の幹部候補(管理職)を目指すことも伝え、中核メンバーとしての自覚が湧きつつありました。
◆4年目(2020年1月〜12月)
しかし、この年はレギュラーとして出場するものの、個人的に納得できる成績は出せませんでした。
他のチームから新しい選手が入団(中途採用)したとき、その選手に技術力や経験で勝てるか?という不安。
下からの突き上げがない(サーバーエンジニアは社内に僕だけ)ため、危機意識が下がってきている焦り。
そこで、現ポジションだけでなく、新たなポジションへの挑戦(UnityやUE4を使った個人ゲーム製作)への意欲を見せていきます。
◆5年目(2021年1月〜12月)
この年、僕にとって大きな転機が訪れます。
まず、【キャッチャーへの本格転向】(インフラエンジニアとしてのサーバ構築対応)が決まります。
FAで中心選手が移籍(退職)したことに伴い、2年目以降控えキャッチャーとして出場していたところを買われ、セカンドを守りつつキャッチャーとしても試合に出ることが決まります。
さらに、【選手会長就任】(リーダー職への昇格)も決まります。
チーム内でのムードメーカーとしての役割が認められたこと、そして僕自身が選手のバックアップに意欲があったことがマッチし、試合以外の部分でも活躍の場が与えられました。
そして6年目の今年
レギュラーとしてはもちろん、チームの勝利(会社への貢献)を目指し、頑張っているところです。
◆伝えたいこと
日々の仕事は野球に例えられると、僕は常々感じております。
まずは、1軍の舞台で野球することが目標となります。
そのために日々練習し、2軍の試合で結果を残す必要があります。
しかし、1軍に上がって野球が出来ても、今度は1軍に残り続け、レギュラーを奪取するのが目標になるはずです。
僕の例えで言うなら、最初は守備固めで試合に出ていたのが、ヒットを打ったり足が速かったりと、守備以外が評価され、気付いたらスタメンで試合に出るようになって……という感じですね。
レギュラーとして試合には出られるようになっても、まだまだ上があります。
試合に出るようになると、「自分の活躍」と「チームの勝利」が目標となります。
で、僕が大事にしているのが「チームの勝利」のために何が必要かを考えることです。
「自分の活躍」は大変重要ですが、みんながみんな、エースや4番バッターになれるわけじゃない……自分一人の力ではどうにも出来ない場面は、仕事でも野球でも沢山訪れます。
チームの勝利を考えると、監督やコーチが出すサインに応えたり、他の選手と呼吸を合わせることが大事ですよね。
それを無視して、個人プレーに執心してしまったらどうでしょう。
自分の成果は出ているかもしれませんが、その結果、チームは上手く機能せず試合に負けてしまう……なんてことは起きていないでしょうか。
また、チームで試合をしている以上、相応の力を持つ選手が自分以外にも居た場合、「一緒にプレーしたい」と思える選手は誰になると思います?
僕は、力が同等なら、「信頼出来る選手」が選ばれると思っています。
***
エンジニアとしての「技術的」な話は多く見ますが、「人間性」の部分は、意外とおざなりにされがちな気がします。
要は、世にあふれている「技術的」な話をしているエンジニアは、イチロー選手とか、大谷翔平選手とか、突出した技術を持っている選手だと思ってほしいんです。
近しい技術を持っていたり、そこを目指しているエンジニアなら適した情報収集になっているかと思いますが、世の中、そんなエンジニアばかりじゃないですよね?
技術的に「自分には無理だ」と思ってしまったり、関心を失ってしまう人は、「自分に合った情報収集が出来ていない」のではないかな、と思います。
僕自身、技術的に突出したものを持っているエンジニアではありません。
ですが、一緒に仕事している人の信頼を得るためにどうしたらいいか、ということを考え行動してきた自負はあります。
信頼を得れると、チャンスが巡ってきて、自然と経験を積むことが出来る……僕はそういう風に考えています。
もし、技術的に行き詰まりは感じているけど、モチベーションも今一つ上がっておらず、かといってどうしていいかわからない、となっている同世代のエンジニアが居ましたら、周りの信頼を得るための行動を起こしてみる、ということにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
と、今回のブログはこのくらいにしておこうと思いますが、もし、エンジニアとして悩みを感じている方がいらっしゃいましたら、僕が相談に乗りますよ!
そして、僕を通じてこの会社に興味が湧いたそこのあなた……是非、僕らと一緒に面白いゲームを作りましょう!
ご興味のある方は「採用情報」をご確認ください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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