開発で、よく使う、画像フォーマット　その１

技術の共有とはなっていますが、今回の記事については
フォーマットに対しての感想や感覚のようなものです。
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次回スマートオブジェクトやシェイプ
効果を使った汎用素材について書きますので
そちらの方が技術共有っぽい内容になると思います。

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上記についても今回の内容についても
現場で働いているデザイナーさんに取っては、身近な事で当たり前の事ですので
”知ってるよ”という感じだとは思いますが、見なおして行くのも良いかと思いましたので、
フォーマットについて順番に記載していきます。

１.よく使う画像フォーマット。

PSD (Photoshop data)
フォトショップの保存形式で、レイヤーを保存できて編集に便利。
ゲームのローカライズ移植、続編の制作などで、デザイナーが最も必要とする形式。

特殊な形式に変換したり、インデックス化した状態で
よく使用しました、画像の劣化もなく、圧縮すれば軽くすることもできます。
レイヤーは保存できませんが、アルファチャンネルを使うことが出来ます。

ソーシャルゲームになってからよく使うようになりました
最近これしか使っていません
軽めで、更に圧縮することが可能でもっと軽くすることが出来ます
（圧縮ツール使用）

JPEG （Joint Photographic Experts Group）
データが軽く、圧縮設定を軽めにすれば
ノイズもあまり感じませんが、ブロックノイズが発生しているので
再編集には向きません。（それでもレタッチしたりしますが）
メールでのサンプル画像の添付、
その他、モック時点での他社とのやり取りなどに使用していました。

データは軽いんですが、劣化が目立ちます、が軽いです
ゲームだとあまり使わない形式でしたが
ブラウザゲー等でFlashが使えない時に
gifアニメーション等で演出を作ったりしていました。

２.編集の自由度。

編集の自由度度順です、
PSDがレイヤー保存があるため、圧倒的です
その他の形式はPNGまでは、
細かい編集は出来ないものの品質は保たれているので、
なんとかアレンジ出来ますが、4.JPEG 5.Gifから厳しくなってきます。

３.ファイルの容量。

容量が大きい順です
PSDが必ず上というわけではありませんが
大体の場合は大量のレイヤーやフィルタ、
大きな合成用テクスチャなどを
含んでいるため容量は大きくなっています。

次にTGAが大きいですが、TGAは圧縮機能があり
圧縮することで
PNGくらいまで落とすことはできます。劣化もありません。

軽さではJEPGやGifが最高ですが
軽いとはいっても
Gifは資料などに使う画像には向かないと思います。

４.画像の劣化。

Gifがトップに来てしまいます
PNGも形式次第ではGifと同じか、Gifの次に並びます

JPEGも画像が劣化しますが、
圧縮レベルや素材次第で変わります。

以上、短いですが、良く使うファイルフォーマットその１でした。

今回は簡単な所で、ファイルフォーマットについての感覚的なものを書いてみましたが
各フォーマットの細かい部分や、Unity上での扱いなどについて、
今後も続けてまいりますので、宜しくお願い致します。